2007年06月17日

「脳の健康のコツ」

 先日、すこやかクラブ主催、市民健康講座、「脳の健康のコツ」を聞きに行ってきました。講師は天野恵市先生。元東京女子医大脳神経外科助教授。現在東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学部非常勤講師をされておられます。「そこが知りたい脳の病気」などの著書あり。非常に話が面白く、ためになる内容でした。その中から面白かったポイントを、いくつかピックアップしてみます。

1.怪しいメタボリックシンドロームの基準数値

 「腹囲男性85センチ以上、女性90センチ以上」には何の裏づけもなく、2〜3年以内に訂正されるであろうと断定しておられました。数値指標というものは出ると非常に物事にインパクトを与えます。医者にはこういう数値を出して、目立ちたがる人が沢山いるそうです。先生はむしろBMIという、アメリカで数値と肥満の相関関係が裏づけられたものを指標とするほうが良いということでした。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で表され、22が標準体重だそうです。25以上は肥満30以上は病的肥満とされています。因みにBMIが、ある数値以上高いと、下記の発病率が2倍になるということです。
       BMI>25 →高血圧・高中性脂肪血症
        BMI>27 →糖尿病
       BMI>29 →高コレステロール血症

2.死の四重奏

 昔はメタボリックシンドロームという言葉はなく、死の四重奏といわれたそうです。「肥満」「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」の4つの条件がそろうと心筋梗塞などの心臓病で亡くなる危険率が高まり、放っておくと動脈硬化から脳卒中になると言われます。さらにこれに喫煙が加わると死の五重奏といわれたそうです。

3.痴ほうには3つある。

−アルツハイマー(日本では非常に少ない)
−脳血管障害(脳卒中後の痴ほう)
−大量のアルコール(アルコール性痴ほう)による。これが以外に多いということ。
 大量のアルコールを飲んでいると、気づかないうちに脳が小さくなってしまうというものです。これはちょっと私も心配です。どのくらいを大量というのか聞かなくてはいけません。
* 日本酒で1週間のトータルの量が、1升以上の場合
* ウイスキーでは1週間のトータル量が(760cc)1ビン以上が危険量だそうです。

4.水は薬である

 血液をどろどろにしないようにするには水を飲むこと。水を嫌う人がいるがそういう人は、大腸がん、食道がん、脳梗塞になりやすいということですので気をつけましょう。ではどのくらい飲めばいいのでしょう。朝、寝る前、食事の時、食間。1日1リットル。冬でもです。年をとると、真夏でも喉が渇いたという指令を脳に送るスイッチが働かなくなるそうです。だからよくフランスなどで、真夏に冷房のない部屋に住んでいるお年寄りが熱中症で死ぬという報道がありますよね。時間が来たら飲む習慣をつけるようにしましょう。

 最後に健康に生きるには、
1.日々口に入れるもの(量と質)を大事にすること
2.太らないことだそうです。

因みに私のBMIは、あまり人に言いたくない痩せすぎの数値でした。
posted by ここから at 05:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/45086064
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック

病的肥満/病的肥満
Excerpt: 病的肥満について悩みを解決するには、まずは病的肥満についての正しい知識が必要です。そこで、病的肥満についての情報を集めました! 病的肥満について調べて、病的肥満に関する悩みを解決しちゃいましょう!...
Weblog: なるほどキーワード
Tracked: 2007-06-22 00:13